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その他の標示板等
詳細

法令からはじかれた、
正規の標識になれない者達。
それでも地味に活躍している。

設置風景を眺めるには画像をクリックして下さい。
(一部を除く)


特定の交通に対する信号機の標示板

 信号機の脇にくっ付いて、その特定の目的を強調して示しています。
 「○○専用」ならば、その信号に従うべき対象となる車両や歩行者、又はその通行方法といったものが標記されています。
 デフォルトではこの他に「歩行者専用」がありますが、現在は「自転車歩行者専用」がごく普通に設置されるため、ほとんど見られません。

時間制限駐車区間があることを示す表示板
 路上に駐車できる時間制限駐車区間があることを案内しています。
 規制標識「時間制限駐車区間」のために用意された指示標識「規制予告」という感じですが、今居る道路には存在しないため、 該当する区間のある道路を右左折で案内していることから、案内標識としての機能もあります。 しかしながら、どっちつかずで正式な標識には含まれず、タダの表示板に成り下がっています。
 時間制限駐車区間ということで、パーキング・メーターとパーキング・チケットがあります。 都心部の交通量が多い幹線道路では多く見られますが、他ではあまり見られません。

パーキング・チケット発給設備があることを示す表示板
 パーキングチケット発給設備、要するに駐車券の券売機がある場所を示しています。
 パーキングメーターは駐車区画に1台ずつ立っているのに対して、 パーキングチケットは複数の駐車区画をまとめて対応する発給設備が設置され、そこでチケット買って車に呈示するシステムです。 区間が長い場合には一定区間を置いて発給設備が複数台設置されているので、それに合わせて表示板も複数設置されています。
 パーキングメーターよりも手軽に操作できそうですが、数は若干少ない印象を受けます。


車輪止め装置取付け区間であることを示す表示板

 駐車違反が発見された場合、逃がさないように車輪止めを取り付けて取り締まります。
 例外無く駐車禁止の道路に設置されます。 補助標識の「ここから」「ここまで」に相当する区間が設けられていますが、合理的に組み込まれて表記されています。
 交通量の多い繁華街の道路で多く見られますが、実際この"刑"を食らっている自動車というのは滅多に見られないかもしれません。 他の交通の邪魔ならばレッカー移動の方が迷惑になりませんし、結局のところ脅迫による抑止効果狙いでしょうか…!?

左折可
 この交差点では、信号灯の色に関わらず、常に左折することができます。
 規制標識「一時停止」が無い限り、停止する強制義務はありません。 むしろ止まると円滑な交通の妨げになるので遠慮無く通行できますが、 交差点をショートカットする構造のため、その多くは途中に横断歩道や自転車横断帯があります。 歩行者や自転車が居ればそちらが優先されますので十分注意しましょう。
 特に左折車の多い交差点で円滑な交通を図る目的の他、曲がるのが難儀な鋭角のきつい交差点に多く設置されています。
 図柄は完全に規制標識「一方通行」の青白反転ですが、そちらがれっきとした規制標識に対して、こちらはタダの標示板という、何とも哀しい格差が生じています。


チェーン着脱場

 冬季降雪時、タイヤチェーン等の滑り止めの着脱を行うために確保されている場所です。
 雪ですっぽり覆われてしまう地域では、冬の間中は冬タイヤを履きっ放しなので、わざわざこのような場所は不要かもしれません。 よって、日常的に冬タイヤを履いていない車の通行が多いと思われる、雪国とそうでない地域を結ぶ幹線道路に設置されるようです。
 一般道路では青色、高速道路では緑色です。場所によって冬季以外は伏せられていて見えない場合があります。


路側通信

 指定区間内において、その道路の交通情報をAMラジオで聴くことができます。
 周波数はAMラジオの1620kHzと相場が決まっています。てことは目盛りを限界まで上げればよいわけです。
 もちろんAMラジオさえあれば車に乗ってなくても聴けますので、無意味ですが試聴は自由です。でも音声出力は微々たるものなので、本当に区間内でしか聴けません。
 一般道路では青色、高速道路では緑色です。図柄は音波のみですが、都内の一般道路ではで音波と自動車の図柄に「警視庁」の文字入りです。

視線誘導
 カーブの突き当たりで、進行方向を瞬時に認識させるべく設置されています。
 カーブの長さに応じて、複数個連続して並べられているのが普通です。色は橙と黒の組み合わせの他、白と赤等の異形が存在します。
 そのほとんどがカーブを曲がり切れずに自動車にぶつけられ、少なからず破損が生じています。 常日頃危険な目に遭っているという、かなり哀れな境遇を背負っている標示板のようです。

通行規制区間
 異常気象等により通行に危険な条件が発生した場合、その道路に通行規制がかかることを予告しています。
 条件としては、降雨量が規定値を超えた場合がほとんどです。土砂災害による事故を未然に防ぐべく、主に山間部の道路に設置されています。 道路の整備状況や路線の重要度により、具体的な規定値は様々です。尚、設置場所の近くには、大抵通行止めのゲートがあります。
 都内の幹線道路では、震災発生時に通行止めとなる予告がまんべんなく設置されていますが、それらもこの表示の一種と言えます。

駐車場
 案内標識「駐車場」と同じ意味ですが、図柄が全く同じ指示標識「駐車可」との混同を避けるべく、オリジナルの標示板として設置されています。
 東京都心や横浜で多く見られ、補助標識に描かれた矢印によって誘導案内しています。
 尚、この標示板はデフォルトが存在しませんが、多用されているためここで掲載しています。


消防水利 防火水槽 消火栓

 いずれも消防のための設備があります。
 設備の詳細や設置基準は消防法で規定されていますが、ここでは割愛します。
 いずれも道路交通標識とは別物ですが、これらの設備から5m以内の場所はデフォルトで駐車禁止なので御注意あれ。
 標識はそれぞれの設備のある場所に設置されています。黄色の路面標示のみで判断できるような場所では、標識が省略されていることもあります。
 「防火水槽」は、公園や公共施設、マンションや商業施設等の大きな建造物の下に作られていることが多いです。 「消火栓」は道路に沿って広告の付いた赤いポールが立っていることが多いのが特徴ですが、路面標示のみという場所もあります。



津波浸水区間

 過去に津波で浸水した区間であることを示しています。
 東日本大震災の発生以降に新設された標示板です。教本には載っていませんが、珍プレーに回すのもあれなのでこちらで扱います。
 標示板には複数のスタイルが存在しますが、いずれも三角形の"いかにも危険を予告する図柄"が描かれています。 英文表記を見る限り、「津波」を英訳するとやっぱり「Tsunami」のようで…。
 過去に浸水した事例があるということは、今後も浸水する可能性が無きにしもあらずいうことで、地震が発生したら特に警戒するしかありません。


津波浸水予想地域

 津波発生時に浸水が予想される地域であることを示しています。
 前項が過去に津波で浸水した事例がある区間であるのに対して、こちらは今後同規模の津波発生時に浸水が予想される地域であることを示しています。
 現時点で事例が無いにせよ、標高の低い海沿いでは、地震発生時には特に警戒するしかありません。


津波浸水想定区間

 津波発生時に浸水が予想される区間であることを示しています。
 前項と同様、今後津波発生時に浸水が予想される場所ですが、こちらは道路の区間を指し示しています。
 標示板の図柄やスタイルは津波被害の前例の有無に関わらず、全国共通のようです。

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